意外かもしれませんが、実は郵便局(ゆうちょ銀行)ではお金を借りることができます。
金融機関なので当然と言えば当然なのですが、郵送物の送受信での利用が多いためか案外知られていません。
日本郵政が公表しているIR情報(企業情報)によると、営業中の郵便局は全国で24,024局(2018年8月時点)あります。
日本国内にある銀行が13,589店舗(銀行代理業者を除く)であることを考えると、多くの消費者にとって郵便局は身近な存在と言えるでしょう。
それほどまでに身近な郵便局ですから、予めお金を借りる方法を知っていればいざという時すぐにお金を借りることができてとても便利です。
しかし、誰でも郵便局からお金を借りられるわけではありません。
郵便局でお金を借りる場合、銀行や消費者金融などの無担保ローン(フリーローンやカードローン)とは勝手が違います。
なぜなら、郵便局でお金を借りるには、商品に合わせて担保が必要になるからです。
この記事では郵便局からお金を借りる方法についてご紹介していきたいと思います。
【結論】担保のない人間には郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りられない!
結論から言えば、郵便局でお金を借りるには、郵便局にまつわる金融商品の担保が必要になります。
ですので、そういった担保を持っていない人間はすぐに郵便局でお金を借りることはできないんです!
『そんなこと言われても、今すぐにお金が必要なんだよ…』
という方には、消費者金融のカードローンをオススメします。
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郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる3つの方法
郵便局でお金を借りる方法としては、大きく分けて3つあります。
- 財産形成貯金担保貸付け
- 貯金担保自動貸付け
- 国債等担保自動貸付け
郵便局には「財産形成貯金担保貸付け」「貯金担保自動貸付け」「国債等担保自動貸付け」という3種類の貸付制度があります。
銀行や消費者金融は無担保・保証人なしで貸付けを行っていますが、郵便局は貯金や国債を担保とした貸付けを行っているのです。
なお、銀行や消費者金融のカードローン商品(通称:銀行カードローン・消費者金融カードローン)は、無担保・保証人なしで貸付けを行っている関係上、申込者の返済能力を確かめるための審査を行っています。
一方、郵便局は貯金や国債といった担保をもとに貸付けを行っているため、申込者の返済能力を確かめる審査が行われません。
つまり、定期貯金や個人向け国債がある人であれば、19歳の未成年者や年収0円の無職の方でもお金を借りられます。
ただし、貯金や国債を担保とした貸付けを行っているのは、厳密には郵便局ではなく、日本郵政グループのひとつである「ゆうちょ銀行」です。
そのため、郵便局の窓口だけでなく、ゆうちょ銀行の窓口でも借入することが可能です。
郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法①:財産形成貯金担保貸付け
郵便局・ゆうちょ銀行でお金を借りる方法の一つに、「財産形成貯金担保貸付け」があります。
財産形成貯金担保貸付けの概要は、以下の表の通りとなっています。
概要 | |
貸付金額の上限 | 預入金額に利子を加えた金額の90%相当額 (一つの契約につき300万円まで(平成19年9月30日までに預入された対象貯金を担保とする貸付分を含む)) |
貸付期間 | 貸付けの日から2年 (貸付けの日から2年の間に担保とする貯金が満期を迎える場合は、その満期までの期間) (1回に限り貸付けの更新が可能) |
貸付けの方法・回数 | ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口での手続きにより貸付けられる また、貸付回数は担保とする貯金1件につき1回 (貸付金額は1,000円以上(1,000円単位)で指定可能) |
返済の方法・回数 | 貸付期間内に、貸付金額と貸付利子をゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口にて返済可能 また、返済回数は1回〜4回の範囲で選択が可能 |
貸付利率(金利) | 返済時の約定利率(%)+0.25% |
利子の計算 | 1年を365日とする日割計算 |
申込手続き | ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に必要書類を提出 |
必要書類 |
|
財産形成貯金担保貸付けでは、
- 財形定額貯金
- 財形年金定額貯金
- 財形住宅定額貯金
を担保とし、請求時の現在高の一定割合に相当する額の融資を受けられます。
財形定額貯金・財形年金定額貯金・財形住宅定額貯金の概要は、下記の通りです。
担保の種類 | 概要 |
財形定額貯金 | お勤めの方が財産づくりのために、給料やボーナスから天引きで3年以上継続して積み立てる貯金 |
財形年金定額貯金 | お勤めの方が豊かな老後のために、給料やボーナスから天引きで5年以上継続して積み立てる、利子が非課税の貯金 (60歳から年金方式で受け取れる) |
財形住宅定額貯金 | お勤めの方が住宅資金づくりのために、給料やボーナスから天引きで5年以上継続して積み立てる、利子が非課税の貯金 (2回に分けて払い戻すこともできる) |
「財形定額貯金」「財形年金定額貯金」「財形住宅定額貯金」といった財産形成貯金を利用できるのは、ゆうちょ銀行と財産形成貯金の取扱いに関する契約を締結している会社勤めの方です。
そのため、ゆうちょ銀行で財産形成貯金を行っていない人(または行えない人)は、財産形成貯金担保貸付けを利用できないので注意しましょう。
郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法②:貯金担保自動貸付け
郵便局・ゆうちょ銀行でお金を借りる方法の2つ目は、「貯金担保自動貸付け」です。
貯金担保自動貸付けでは、総合口座で管理する担保定額貯金や担保定期貯金を担保とし、通常の貯金残高を超える払戻しの請求があったときに、その不足分が自動的に貸付けられます(自動貸付け)。
分かりやすく言えば、「口座から貯金以上の金額を下ろした場合、その不足分が自動的に貸付けられる」ということになります。
貯金担保自動貸付けの概要は、以下の表の通りとなっています。
概要 | |
貸付金額の上限 | 預入金額の90%以内 (1冊の総合口座通帳につき300万円まで) |
貸付期間 | 貸付けの日から2年 (貸付けの日から2年以内に担保とする貯金が満期を迎える場合は、その満期までの期間) (元利金継続(継続預入)の担保定期貯金を担保とする場合は、貸付期間の範囲内で貸付けも継続) |
貸付けの方法・回数 | 通常貯金の残高を超える払戻しがあったときに、その不足分が自動的に貸付け (総合口座通帳には、貸付高が「現在高(貸付高)」の欄にマイナス表示で記帳) 貸付回数に制限なし |
返済の方法・回数 | 貸付金額と貸付利子の相当額を通常貯金に預入することで、自動的に返済可能 また、貸付期間内であれば、返済回数および1回あたりの返済金額に制限なし |
貸付利率(金利) |
|
利子の計算 | 1年を365日とする日割計算 |
申込手続き | ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に必要書類を提出 |
必要書類 |
|
担保となる担保定額貯金・担保定期貯金の概要は、下記の通りです。
担保の種類 | 概要 |
---|---|
担保定額貯金 | 総合口座に預け入れができる自動貸付けが可能な定額貯金 1,000円から利用可能 据置期間は預入日から起算して6か月 |
担保定期貯金 | 総合口座に預け入れができる自動貸付けが可能な定期貯金 1,000円から利用可能 預入期間を3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年から選択可能 |
担保定額貯金や担保定期貯金は、ゆうちょ銀行独自の貯金サービスです。
他の銀行が行っている定額預金や定期預金とは、サービス内容が違うことから区別されます。
そのため、ゆうちょ銀行の担保定額貯金や担保定期貯金を行っていない人(または行えない人)は、貯金担保自動貸付けを利用できないので注意しましょう。
郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法③:国債等担保自動貸付け
郵便局でお金を借りる方法の3つ目には、「国債等担保自動貸付け」があります。
国債等担保自動貸付けでは、総合口座で管理するゆうちょ銀行および郵便局の貯金窓口で購入した国債を担保とし、額面金額の一定割合に相当する額の融資を受けられます。
国債等担保自動貸付けの概要は、以下の表の通りとなっています。
概要 | |
貸付金額の上限 | 利付国債及び個人向け国債の80%まで、かつお一人さまにつき200万円まで |
貸付期間 | 貸付けの日から最長1年 (貸付けの日から1年の間に担保とする国債が償還される場合は、当該国債の償還日の7営業日前までの期間) |
貸付けの方法・回数 | 通常貯金の残高を超える払戻しがあったときに、その不足分が自動的に貸付け (総合口座通帳には、貸付高が「現在高(貸付高)」の欄にマイナス表示で記帳) 貸付回数に制限なし |
返済の方法・回数 | 貸付金額と貸付利子の相当額を通常貯金に預入することで、自動的に返済可能 また、貸付期間内であれば、返済回数および1回あたりの返済金額に制限なし |
貸付利率(金利) | 貸付時における預入期間1年の定期貯金の約定利率(%)+1.70%
|
利子の計算 | 1年を365日とする日割計算 |
申込手続き | ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に必要書類を提出 |
必要書類 |
|
国債等担保自動貸付けにおいて担保とすることのできる国債の概要は、下記の通りです。
種類 | 概要 |
---|---|
利付国債 | どなたでも購入できる利付国債 償還日まで一定の固定利率が適用され、資金を着実に運用可能 償還までの期間が2年または5年の中期国債と、10年の長期国債がある |
個人向け国債 | 個人の方のみが購入できる国債 ゆうちょ銀行には、個人向け国債として「固定・3年」「固定・5年」「変動・10年」の商品がある |
国債等担保自動貸付けは、貯金口座の残高を担保にするのではなく、ゆうちょ銀行や郵便局で購入した国債を担保に融資を受けることになります。
そのため、ゆうちょ銀行や郵便局で利付国債や個人向け国債を購入していない人は、国債等担保自動貸付けを利用できないので注意しましょう。
担保なしで郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りるなら『JP BANKカード』
ここまで見てきた通り、郵便局でお金を借りるには何らかの担保が必要となります。
逆に言えば、担保のない人間は郵便局でお金を借りることが出来ないんですよね…。
「担保なんて持っていないけど、郵便局でお金を借りたい」
という人は、ゆうちょ銀行が発行しているクレジットカード「JP BANKカード」でお金を借りる方法もあります。
JP BANKカードはキャッシング枠を付帯できるため、インターネットや提携ATMから手軽にお金を借りられるのです。
ただし、JP BANKカードはゴールドカードを含めると8種類もあります。
そのため、どれを選択するか迷ってしまいそうな人は、初年度の年会費が無料である「JP BANK カード(一般カード)」を選択しましょう。
JP BANK カード(一般カード)は、「公共料金の支払いをJP BANK カードにする」または「給与受け取りをゆうちょ銀行にする」ことで、初年度以降も年会費が無料となるコスパの良いクレジットカードです。
ゆうちょ銀行のクレジットカードを利用したい人は、まずはゆうちょ銀行の公式サイトにアクセスし、JP BANKカードの詳細を確認してみると良いでしょう。
郵便局(ゆうちょ銀行)のカードローンは終了…
郵便局でお金を借りる際、以前まではゆうちょ銀行カードローン(商品名:したく)を利用する方法がありました。
しかし、業務提携を結んでいたスルガ銀行に行政処分が下されたことを受け、ゆうちょ銀行はカードローン事業のサービスを終了してしまいました。
以前までは、ゆうちょ銀行の公式サイトからスルガ銀行カードローンに申し込めました。
2018年10月31日(水)以降は、ゆうちょ銀行の公式サイトからスルガ銀行カードローンを申し込むことができなくなったので覚えておきましょう。
まとめ
全国に銀行の倍近く存在している郵便局。
これだけ身近な存在である郵便局ですが、お金を借りることができることを知っていた方は案外少なかったのではないでしょうか?
郵便局の指定する担保さえ有していれば、審査なしで簡単にお金を借りることができるのは非常に嬉しいですよね!
『急にお金が無くなって困った!』なんて時は、身近にある郵便局でお金を借りてみるのも良いかもしれません。
とはいえ、郵便局でお金を借りるには担保を持っていないと借りられないのも事実です。
みんながみんな、郵便局に関する担保を持っているわけではありませんし、そういった面では不便な一面も持っていると言えますね。
そんな時にオススメしたいのが、消費者金融のカードローンです。
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