一生に一度の晴れ舞台となる結婚式ですが、費用は全国平均で約350万円とかなり高額になっています。
しかも、その費用は原則前払いとなるので、ご祝儀を貰う前に多額の支払いが…なんてケースも多くあります。
ブライダルローンとは、そんな結婚式の費用を借入れることを目的としたカードローンです。
結婚式や披露宴だけでなく、結婚指輪や新婚旅行、さらには結婚に伴う家具・家電の費用にも充てることが出来ます。
そんなブライダルローンを利用したい方の中には、『審査が厳しいんじゃ?』と考えている方も多いはず。
この記事では、ブライダルローンの審査基準について詳しく見ていきます!
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結論から言えば、ブライダルローンは結婚式の費用を融資してくれるものがほとんどで、結婚指輪や新婚旅行といった比較的少額な出費には不向きだと言えます。
特に、結婚指輪であれば『もうすぐ記念日なのにお金が無くて…』なんて事態もよくありますよね。
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ブライダルローンの選び方
では、そもそも数あるブライダルローンをどのように選んでいけばよいのでしょうか?
ブライダルローンを選ぶ基準は
- 金利
- 返済しやすさ
となります。
選び方①:金利
第一に基準にすべきは金利です。
ブライダルローンの金利は、5~15%と各社でかなり幅があります。
銀行系やカード会社、消費者金融などいろいろな借入先がありますが、ブライダルローンは銀行系のローンが中心です。
選び方②:返済しやすさ
返済のしやすさもブライダルローンを選ぶ重要なポイントです。
返済については、返済期間を自身で決められるブライダルローンがほとんどです。
また、指定の口座への振込み形式が一般的で、借入れ先の銀行の口座開設が条件になることもあります。
返済のしやすさの点では、できるだけ長期的に無理のない返済計画を立てることがおすすめです。
ブライダルローンの審査基準について
ブライダルローンにおける、一般的な審査基準は
- 返済可能な年収の有無
- 勤続年数の長さ
- 一定期間の借入・返済状況
- 債務整理などの有無
- 公共料金などの支払い状況
の5つとなっています。
ここでは、特に重要な3つについて詳しく見ていきます。
審査基準①:返済可能な年収の有無
ブライダルローンの審査を通過するには、継続的に返済していけるだけの安定した収入が必要不可欠です。
安定収入に関しては、一般的なブライダルローンの申し込み条件にも記載されている要素で、申込者の年収だけでなく、安定性がより重要視されています。
例えば、フリーランスやアルバイトの方は注意が必要です。
万が一、毎月の収入に大きな差があると、ブライダルローンの審査では不利になってしまいます。
また、ブライダルローンの返済は長期的になるので、申込者の勤続年数も重要な判断材料になります。
例えば、大手企業の正社員として長年働いている人であれば、特に大きな問題はないでしょう。
逆に、働き始めて数ヶ月しか経っていなかったり、転職して間もなかったりすると、離職する可能性が危惧されてしまいます。
勤続年数が半年にも満たないような方は、審査で不利になってしまう可能性があることを理解しておいてください。
審査基準②:一定期間の借入・返済状況
現在どれくらい借入しているのかも、審査の重要なポイントです。
例えば、現在の収入だけでは返済するのが難しいくらい借入している方は、これ以上の融資は難しいと判断されるので審査を通過できません。
すでに返済困難な方に対して、過度な融資を行う金融機関はまずないので、他社や各種ローンを使って借入している方は注意しておきましょう。
融資先によって適用される法律やルールは異なるので、正確な金額を把握することは出来ませんが、一般的に知られているのは『総量規制』というルールです。
個人の過度な借入を規制するために、融資できるのは『年収の1/3まで』と貸金業法に定められています。
年収300万円の方であれば、借入できるのは100万円まで、といった具合です。
すべてのブライダルローンに適用される訳ではありませんが、いくらまで借入できるのかの大まかな目安にはなるでしょう。
審査基準③:公共料金などの支払い状況
現在の状況だけでなく、これまでに行ってきた金融取引に関する内容も、『信用情報』をもとに必ずチェックされます。
信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
ブライダルローンの審査ではありますが、上記にも記載されているように、クレジットカード等の支払い状況も審査の対象となります。
万が一、2~3ヶ月以上の長期滞納やカードの強制停止といったトラブルを起こしている方は、審査を通過することは出来ません。
ブライダルローンに必要な書類
ブライダルローンの審査に必要な書類は、
- 本人確認書類
- 収入証明書類
- 在籍証明書(電話の場合も)
- 結婚式に関する書類
となっています。
本人確認書類は、運転免許証や健康保険証、パスポートを始めとする現住所が確認できる書類になります。
収入証明書類は、会社に勤めている場合は源泉徴収票・課税証明書(所得証明書)、自営業の場合は課税証明書(所得証明書)のみとなります。
また、在籍証明書が必要となる場合もあります。
ブライダルローンの在籍確認は書面の場合もあれば、会社に電話して確認するような場合もあります。
結婚式に関する書類とは、『資金使途確認書類』として見積書・請求書・予約確認書などの金額が確認できる書類になります。
まとめ
中々聞き馴染みのない『ブライダルローン』ですが、高額になりがちな結婚式の費用を調達するにはかなり便利なローンですよね。
人生の節目となるイベントですから、しっかりとした式でお祝いしたいですよね。
ただ、やはり借入額が大きくなりがちなローンですので、通常のカードローンよりは審査が厳しくなっています。
また、金融機関によっては純粋に『結婚式の費用』にしか利用できないローンもあります。
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