「プロミスで借入したけど毎月の返済額はいくらになる?」
「返済額ってどこで計算したらいい?」
といった利用者さんの声は意外と多いです。
ここではプロミスの返済額の決め方やお得な返済方法なども詳しく解説していきます。
プロミスの返済額はどうやって決めてる?
プロミスを含む消費者金融での借入は、基本分割払いで毎月返済をしていくのが一般的です。
プロミスでは、借入残高が100万円を超える場合、最長80回までで支払いを終わらせる設定になっています。そのため他の消費者金融よりも毎月の負担を軽く出来るのが特徴です。
プロミスでは毎月最低支払わなければいけない金額が決まっていて、その最低返済額以上であれば返済額や返済期間を自由に設定できます。
なおプロミスは毎月の最低返済額を「残高スライド元利定額返済方式」で決定しています。以下でこの方式の詳しい解説をしていきます。
プロミスは残高スライド元利返済方式を採用
残高スライド元利定額返済方式とは、簡単にいうと
「借入残高に対して段階的に最低返済額は下がっていく方式」の事です。
借入残高が2万円以下の場合、毎月の支払いは1000円で済みますが、3万円~5万円になると毎月2000円の支払いになるということです。
プロミスでの最低返済額の計算方法はこちらです。
借入残高 | 最低返済額の計算式 (1,000円未満切り上げ) |
返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入残高×3.61% | 最長36回 |
30万円超、100万円以下 | 借入残高×2.53% | 最長60回 |
100万円超 | 借入残高×1.99% | 最長80回 |
なお、1円未満は切り捨てとなっています。
借入残高が大きくなるほどかける割合が下がるので、大きな金額の借入でも返済の負担が大きくなりすぎないようにされているのがプロミスの強みです。
借入残高ごとの最低返済金額を解説!
プロミスは、借入残高に応じて最低返済額が段階ごとに異なります。ここでは返済額の計算方法が異なるケースごとに詳しく解説していきます。
借入残高が30万以下の場合
プロミスの借入残高が30万円以下の場合の最低返済額は以下の通りです。
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
10,000円 | 1,000円 |
30,000円 | 2,000円 |
50,000円 | 2,000円 |
100,000円 | 4,000円 |
150,000円 | 6,000円 |
200,000円 | 8,000円 |
300,000円 | 11,000円 |
プロミスを利用する人の多くが少額融資なので、30万円以下の借入の場合は上記の表を参考に借入金額を決めましょう。
例えば一度に10万円の融資を受けた場合、毎月4000円、20万円の融資を受けた場合は8000円といった風に徐々に毎月の最低返済額が増えていきます。
プロミスの場合は借入金額が増えても極端に最低返済額が上がるという事はありません。無理なく完済できるように設定されているので、自分の返済能力に応じた融資を受けるようにしましょう。
借入残高が30万円超え~100万円以下の場合
プロミスでの借入残高が30万円を超え、100万円以下の場合は毎月の支払いが1万円を軽く超えてしまいます。
そして契約限度額が50万円を超える場合は「収入証明書」の提出が必要になるので、融資のハードルは高くなります。
以下に30万円超え~100万円以下の毎月の最低返済額を一覧で挙げていきます。
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
310,000円 | 8,000円 |
400,000円 | 11,000円 |
500,000円 | 13,000円 |
600,000円 | 16,000円 |
700,000円 | 18,000円 |
800,000円 | 21,000円 |
900,000円 | 23,000円 |
1,000,000円 | 26,000円 |
借入残高が30万円を超えると、「借入残高×2.53%」で計算されるので表のようになります。
そして基本的には借入残高が減っていくことで最低返済額も減りますが、区切りとなる30万円を下回ると割合が異なるので、最低返済額が上回るというケースも発生します。
例として挙げると、301000円を借りていると次回の返済額は8000円になりますが、その次の返済額は、30万円を下回るので割合が異なり11000円になります。
借入残高が100万円を超える場合
閉鎖医学が100万円を超える場合の毎月の最低返済額は以下の通りです。
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
1,010,000円 | 21,000円 |
1,500,000円 | 30,000円 |
2,000,000円 | 40,000円 |
2,500,000円 | 50,000円 |
3,000,000円 | 60,000円 |
3,500,000円 | 70,000円 |
4,000,000円 | 80,000円 |
4,500,000円 | 90,000円 |
5,000,000円 | 100,000円 |
プロミスでは最大500万円までの借入ができますが、100万円を超える高額融資の場合には、銀行のカードローンの方が利息も低く設定されているのでおすすめです。
利用限度額が100万円を超えるかどうかでプロミスか銀行カードローンを利用するかを検討してもよいでしょう。
プロミスの返済日は?
プロミスの返済日は毎月5日・15日・25日・末日のいずれかから選ぶことが出来ます。
給料日の少し後に返済日を設定しておくと返済しやすいのでおすすめです。
ただし口座振替によって返済をしている場合は、引き落とし先によっては日にちが選べないといったこともあるので注意してください。
なお、三井住友銀行とジャパンネット銀行であれば前日までに手続きをすることで、次回の返済から口座振替が始められます。
返済日が土日祝・年末年始・プロミスの休業日にあたる場合には翌営業日が返済日となります。1日でも返済が遅れると「遅延損害金」が発生するので、なるべく余裕をもって入金を済ませる準備をしておきましょう。
プロミスで返済額をシミュレーションする
プロミスでは「返済シミュレーションツール」を提供しています。このツールを使用すれば、簡単に利息を求めることが可能です。
シミュレーションは2種類あって「返済金額」または「返済期間」を入力するだけでOKです。
また、シミュレーションでは利息総額だけでなく毎月の返済額の内訳(借入金+利息)も一覧となって出てきます。
以下は最低返済額で完済した場合の返済総額と返済期間一覧です。
借入残高 (適用金利) |
最低返済額 | 返済期間 | 返済総額 (利息) |
---|---|---|---|
10万円 (年17.8%) |
4,000円 | 32ヶ月 | 125,864円 (25,864円) |
30万円 (年17.8%) |
11,000円 | 36ヶ月 | 387,289円 (87,289円) |
50万円 (17.8%) |
13,000円 | 58ヶ月 | 746,160円 (246,160円) |
100万円 (15.0%) |
26,000円 | 53ヶ月 | 1,371,743円 (371,743円) |
返済額を少しでも抑えるポイント
最低返済額を支払い続けていれば毎月の負担はそれほど大きくないですが、返済期間がなりやすく、その分支払う利息も大きくなります。
そこで毎月の返済を少しでも軽くするポイントをご紹介していきます。返し方を工夫することで手数料や利息の節約につながります。
プロミスのポイントサービスを使う
プロミスは「ポイントサービス」を提供しており、貯めたポイントを提携ATMの手数料無料・無利息期間サービスに交換することができます。
ポイントサービスを利用するには特典ごとにある一定以上のポイントが必要になります。サービス内容によって必要なポイント数は以下でまとめました。
サービス内容 | 必要ポイント | 詳細 |
---|---|---|
提携ATM手数料無料サービス | 40ポイント | 申込日から翌月末までの提携ATM手数料が無料になります。 |
無利息サービス | 250ポイント | 7日間の無利息期間が適用されます。 |
400ポイント | 15日間の無利息期間が適用されます。 | |
700ポイント | 30日間の無利息期間が適用されます。 |
なお、無利息期間は申し込みが終わって利息以上の返済をした日、または完済している状態で追加に借入をした翌日からサービスが適用されます。
ポイントの貯め方は、以下の通りです。
- プロミスポイントサービス申込(初回のみ)…100ポイント
- プロミスインターネット会員初回ログイン…10ポイント
- 会員サービス内、「プロミスからのお知らせ」を確認(※ポイント獲得対象のもの)…5~20ポイント
- 収入証明書の提出…160ポイント
- 返済日お知らせメール、取引確認メール、PCまたは携帯による書面の受け取り…各1ポイント
手数料無料の方法を選ぶ
プロミスの返済方法の中には手数料がかかるもの・かからないものがあります。
返済額が無料になる返済方法は
- 口座振替
- プロミスATM
- 提携ATM(三井住友銀行ATM)
- コンビニの端末
- インターネット返済
の6種類となっています。銀行振り込みは1件200円~800円もの手数料がかかるのであまりおすすめできません。
「毎月の振り込みを忘れてしまう!」と心配な方は口座振替での返済がおすすめです。一度登録をすれば毎月決まった日に自動的に引き落とされます。
無利息期間中を活用して少しでも返済する
プロミスを初めて利用するという方は初回借入の翌日から30日間の無利息期間サービスが活用できます。
借入の申し込みの段階で、受け取り方法を選ぶ際に「プロミスのホームページで書面(Web明細)を確認」を選択してください。
そしてこの無利息期間内に出来るだけ借入残高を減らしておくことがポイントです。
プロミスを含めカードローンの利息は「借入残高×金利(実質年率)÷365×借入日数」で計算されます。
そのため借入残高が大きいほど利息も増えるという仕組みになっています。利息を少しでも減らすには元金となる借入残高を少しでも減らしましょう。
繰り上げ返済をする
プロミスでは毎月の最低返済額を決めていますが、それ以上の金額を返済することもできます。
毎月指定された返済日に追加して別の日に返済を多くするといった方法で早く完済できるので、結果的に利息を抑えることに繋がります。
給料日のすぐ後や月末、お金に余裕が出来た場合には返済日に多めに返済したり、返済日以外での追加で支払いをしたりといったこともぜひ検討してみてください。
返済日に遅れそう!そんな時はすぐに連絡!
「プロミスの返済日に遅れてしまった!」「返済に間に合いそうにない!」
といった場合にはどうしたらいいでしょうか。
プロミスを含む全ての消費者金融では、返済日に1日でも遅れると延滞になってしまいます。
延滞になってしまうと「遅延損害金」が発生し通常よりも高い金利が加算され、信用情報に情報が載ってしまいローン審査やクレジットカードの審査などにも影響を及ぼします。
「お金はあるけど返済を忘れてしまった」
という場合には、
すでに返済期日を過ぎてしまっていても、その時点ですぐにプロミスのコールセンターに連絡をしましょう。返済を過ぎたことと、返済可能日を伝えます。
また返済日を忘れない方法としては、プロミスの「ご返済期日お知らせメール」の利用がおすすめです。
プロミスの会員サービスにログインをして、「会員サービスの各種申し込み」を選び、「ご返済お知らせメールの配信設定」でサービス登録と配信日時の設定を行いましょう。
指定した日時に登録したメールアドレスに返済日をお知らせするメールがきます。
もし返済に間に合わないときはすぐに
- プロミスコールで返済について相談
- プロミスの自動音声で入金日を登録
といった対処法をすぐに取りましょう。
利用者の状況にもよりますが、数日程度なら返済猶予を貰える可能性があります。
相談の際には必ず「いつ返済可能か」と聞かれるので、その時に返答した期日までには必ず返済しましょう。
また相談した場合でも返済が遅れた際には「遅延損害金20.0%(実質年率)」が発生するのでご注意ください。
プロミスコールで返済に関する相談をする
プロミスコールでは返済に関する相談なども受け付けています。
受付時間は平日の9時~18時までOKで、土日祝も受け付けています。
電話番号は
- 0120-24-0365
- 0120-86-2634(女性専用ダイヤル)
の2種類から選べます。
まとめ
プロミスの返済額の決まり方・返済総額を少しでも抑えるポイント・延滞をすると発生するリスクなど詳しく解説していきました。
プロミスは初回の借入であれば30日間の無利息サービスを提供しているので、初回の利用であればぜひ無利息期間内に借入残高を減らしておくと返済額を抑えることができます。
またポイントを貯めて無利息サービスを利用することもできるので、2回以上の利用でも利息を少しでも抑えることが可能です。
プロミスは様々な返済方法を用意しているので、毎月無理のない返済をしていき賢く利用してくださいね。