レイクALSAの解約は手続き自体はシンプルなのですぐに完了します。
しかし解約をするタイミング・条件などは事前にしっかりとチェックしておかないと、思うとおりにならない・損をしてしまうことも。
ここではレイクALSAの解約方法から、解約する際の注意点・おすすめのタイミングなども詳しく紹介していきます。
レイクALSAでの「解約」と「完済」の違い
レイクALSAも他のカードローン会社と同様に、解約と完済は大きく異なります。
完済とは借り入れを全て返済し終わったことを指します。対して解約は、完済をしてレイクALSAとの契約を終了させることです。
つまり、完済をしただけでは自動的にレイクALSAは解約にならない点にご注意ください。
レイクALSAの解約の条件は「完済」すること
レイクALSAを解約するなら条件は「完済すること」のみです。
1点でも残高がある場合には解約が出来ないのでご注意ください。なお提携ATMによる返済では1,000円未満は扱えないのでその他の方法で完済を目指しましょう。
端数も返済できる方法は以下の通りです。
Web返済サービス |
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インターネットバンキングの口座を持っている人に限ります。
会員ページからインターネットバンキング口座を指定して返済可能。 (深夜でも振り込み手数料無料で返済できるのがメリット) |
新生銀行カードローンATM |
新生銀行カードローンATMで全額返済の場合は、「紙幣」 完済するとおつりは「硬貨」で出てくる仕組み。 |
新生フィナンシャル指定の銀行口座へお振込み |
あらかじめ返済金額を電話などで確認した後、新生フィナンシャル指定の銀行口座へ振り込んで完済可能。 |
残高の確認は公式サイトの会員ページで簡単にできるので、思い立った時に調べてみるのが良いです。
1,000円未満の端数が発生してしまうのは、利息が日割りで換算されることが原因です。
もし元金や清算方法に疑問がある場合は「お客様専用フリーダイヤル(0120-09-09-09)」に直接電話をして確認することをおすすめします。
レイクALSAを解約するメリット
レイクALSAを解約するといくつかのメリットが予想されます。解約をする際の見極めポイントとして、以下の項目を参考にしてください。
気軽に借りることができない状況になる
レイクALSAを含むカードローンは利用限度額の中であれば、いつでも・いくらでも借入可能なのが特徴です。
そのため、人によっては「ちょっとだけ今月ピンチだな」という時に気軽に借りられます。
気軽に借りられるあまり、普段から出費が激しくなる・借り癖があるという方は、思い切って解約をするのも一つの手です。
カードローンは大変便利な融資方法ですが、返済の管理に時間や手間といったコストがかかります。
また「返済に遅れてはいけない」という精神的な負担からも解放されるので、借りなくても困らないくらいに余裕が生まれた時に解約を検討してみてください。
住宅ローンや自動車ローンなど大型の審査でマイナスの影響を防げる
住宅ローンや自動車ローンといった大型のローンの審査ではレイクALSAなどをはじめとするカードローンやキャッシングの利用状況も信用情報機関で確認をします。
大型の融資を受ける際に、他の金融機関でお金を借りている状況は「貸し倒れ」や「延滞」のリスクが高いと判断し、マイナスの影響を与える可能性があります。
審査に通過するかは、申し込み内容や年収・預金残高など多方面から見ていくので、カードローンの利用だけで確実に審査に落ちてしまうという事はありません。
しかしカードローンの存在は間違いなく不利な状況になると考えて間違いありません。
一括返済をした上での解約なら利息の発生を抑えられる
借入残高を一括で返済しきることが条件での解約であれば、本来の返済方法で生じるはずの利息が発生しないのがメリットです。
少しでも総返済額を抑えたうえで完済したい方におすすめの方法です。
もうレイクALSAを利用する必要がないと感じる方に選ばれています。
レイクALSAを解約するデメリット
レイクALSAを解約するメリットはいくつかありますが、解約しない方が良いケースというのもあります。
再度レイクALSAを利用する場合は申込・審査を受けなくてはならない
レイクALSAは解約をしてしまうと、もう一度利用したいと思った時は初回の時と同じように申し込みをして審査を受けなくてはいけません。
また審査は前回と同じように必ず通るとは限りません。年収や状況によっては審査に通過できないことも少なくありません。
公表はされていませんが、レイクALSAは解約をしてもう一度申し込んだ人は初回の申し込みよりも審査が厳しめと言われています。
さらに審査に通過しても、利用限度額が解約前の時よりも少なく設定されることも可能性としてあります。
レイクALSAの契約期間は「5年」となっていますが、強制解約されなければ契約自体は自動更新となっています。
本当に借り入れが不要になったと思えるまではそのままにしておく方が良いです。
レイクALSAの優遇が受けられなくなる
レイクALSAは返済・借入を繰り返していくうちに利用実績が詰まれて信頼度が上がっていくシステムになっています。
そのため使い続けているとレイクALSAの方から「増額申請の案内」が来たり「金利の引き下げ」にも応じてくれる場合もあります。
しかしレイクALSAを解約してしまうと、今までの実績がリセットされてしまいます。
再度申し込んで契約ができたとしても、前回の契約状況は全て消えているので、最初から実績を積みなおすことになります。
完済したとしても、増額申請をしたい・解約する理由がない場合はそのままにしておいても問題ありません。
急な出費に対応しにくくなる
当然のことですが、一度レイクALSAを解約してしまうとまたすぐに借りるということができない可能性があります。
レイクALSAを含むカードローンは利用限度額の中であれば、どんなタイミングでどれだけ借りてもOKなのが特徴です。
そのため「急に現金が必要になった」という時もすぐに借入できます。
しかし解約をしてしまうと、急な出費が発生しても申し込みをして審査に通過しなくてはいけないので対応が難しいです。
レイクALSAの解約方法は「電話」のみ
レイクALSAで用意されている解約方法は「電話連絡」だけとなっています。
店舗窓口やネット・郵送では受け付けていないので注意してください。
レイクALSAの解約手順は以下の通りです。
- 借入残高の確認
- 「お客様専用フリーダイヤル」に電話をする
- 解約をする旨を伝える
- 契約書の返送・解約証明書の申請をする
- 解約手続き完了
借入残高の確認とカードローン番号の準備
レイクALSAの解約条件は「完済」していることなので残高の確認は必ず行いましょう。
残高の確認は電話の段階でも可能ですが、スムーズに手続きを済ませるなら事前確認の方がおすすめです。
解約手続きには「カードローン番号」が必要になるので電話をかける前に手元にローンカードを準備しておきましょう。
「お客様専用フリーダイヤル」に電話をする
解約する条件をクリアし、手続きをする場合には必ず「お客様専用フリーダイヤル(0120-09-09-09)」に電話をかけましょう。
なお営業時間は「平日・9:00~18:00」となっているのでご注意ください。
フリーダイヤル自体は24時間対応していますが、上記の時間以外は自動応答サービスとなってしまします。
解約の手続きは自動応答では不可能なので必ずオペレーターに繋がる時間帯に電話をしましょう。
解約をする旨を伝える
オペレーターに繋がれば、その場で「解約をしたい」旨を伝えるだけでOKです。
カードローン番号や生年月日などいくつかの質問に答えていくだけです。
なおレイクALSAの解約手続きを行えるのは契約者本人のみとなっています。
家族や友人といった代理を立てることは不可能なので必ず自分で行いましょう。
契約書の返送・解約証明書の申請をする
もし解約証明書が必要な場合は、この段階で解約証明書の申請をしておきます。
オペレーターに解約証明書が必要と伝えるだけなので、自分で何か準備するものはありません。
また、オペレーターからは契約書の返送が必要か聞かれるので、必要な場合は返却を依頼します。
解約証明書も契約書も解約をした後に申請をすると手続きに手間がかかったり時間を要することもあるのでこの段階で申請しておくと良いでしょう。
解約証明書・契約書が必要なケースとは?
解約証明書や契約書が必要になるケースは、住宅ローンや自動車ローンといった大型の融資の審査を受ける際に求められることがあります。
カードローンの利用履歴は信用情報機関に5年間程度は保存されるので、ローン審査の際にレイクALSAの利用はすぐに分かります。
住宅ローンや自動車ローンの審査ではカードローンの解約を契約条件にしているところもあります。
そのため、カードローンを契約していない証明をすることは審査を有利に進むためにも重要だということが分かります。
解約手続き完了
問題なく解約手続きが完了するとホッとしますがここで忘れていけないことが「ローンカードの破棄」です。
ローンカードは解約後も手元に残ります。不正利用などを防ぐためにも、必ずすぐに処分しましょう。
処分方法は、最低でも「磁気部分」をハサミなどでカットします。カード番号や名前など個人情報が記載されているので出来ればなるべく細かく切ることがおすすめ。
そしてなるべく複数の場所に捨てると良いでしょう。一か所に捨ててしまうと誰かにとられて不正利用されることにも繋がるからです。
基本的に解約をした時にローンカードが利用停止されますが万が一のことも考えて確実に処分しましょう。
また家族にバレたくない人にとっても解約をしたらすぐに処分してしまったほうが良いです。
レイクALSAの強制解約に注意
レイクALSAは基本的にトラブルを起こさなければ会社側から契約を解除することはありません。
しかし状況によっては強制的にレイクALSAを解約させられてしまう事もあります。レイクALSAを強制解約されてしまうケースを項目ごとに紹介します。
度重なる催促・督促を無視した
レイクALSAは1日程度返済に遅れたからといって、即強制解約とはなりません。
返済に遅れてしまうと返済日翌日から数日間に催促の連絡が来ます。この段階で、返済できる日などを相談することで催促の連絡はなくなります。
しかしこの連絡を無視し続けること「督促状」が自宅に送付されます。そしてこれを無視し続けていると「一括返済」または「強制解約の可能性」が言い渡されます。
強制解約は督促状が届いてからすぐに実行されるわけではないですが、ずっと無視し続けていると強制的に解約されます。
なお催促の連絡は自宅だけでなく職場にもかかってくるので注意しましょう。
レイクALSAの信用を大きく失うことをした
虚偽の申告をしたり、レイクALSAとのやりとりでトラブルを起こしたといった信用を失うことをすると、最悪のケースでは強制解約をされることもあります。
強制解約されても返済義務は残る
レイクALSを強制的に解約されたからといって、借りていたお金の返済義務は残ったままです。
強制解約をされると大抵の場合は「一括返済」を求められます。もしその要求に応じない場合は、裁判に発展したり債務整理を行わなければならないことも。
債務整理は自分でも可能ですが、手続きが複雑なため一般的には弁護士などの法律の専門家に依頼をします。
依頼料も高額になることが多いので、強制解約はされないようにしましょう。
なおレイクALSAは「新生フィナンシャル」を保証会社として契約を結んでいます。
一括返済に応じない場合は、新生フィナンシャルが「代位弁済」を行い、利用者はレイクALSではなく新生フィナンシャルに返済しなくてはいけなくなります。
新生フィナンシャルではブラック情報として残る
レイクALSAを強制解約されると最低でも5年程度は信用情報機関に「ブラックリスト入り」をして、クレジットカードを作ったり新たにローンを組むことができません。
5年程度たてば信用情報機関から情報は消えますが、新生フィナンシャルの中では「半永久的にブラックリスト入り」してしまいます。
レイクALSだけでなく大抵のカードローン会社では強制解約になった人は半永久的にブラックリスト入りをして、再度契約ができなくなってしまいます。
まとめ
レイクALSAの解約は電話で完了するのでとても簡単・スピーディに済みます。
レイクALSAを解約するメリットやデメリット・注意点などを比較して、自分にとってベストなタイミングを見極めてください。